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ロングランキャンペーン「Got Milk?」 [広告の話]

1993年にスタートということで、もう20年近く続いている

アメリカのミルク生産協会のロングランキャンペーン。

「Got Milk?」(ミルクありますか?)というスローガン(タグライン)の

認知率は今や90%以上だそうです。

最初は、ミルクがなくてあわてふためく人々を描いたテレビCMで

スタート。途中からグラフィックシリーズ(ミルクを飲んだ後につく

白い口ひげ(ミルク跡)のセレブたちがにっこりほほえむビジュアル)が

はじまって有名になったようです。

そういえば、日本でもそんなような口ひげのグラフィックが

あったような気がしますね。ビールだったかな。



milk_ads_01.jpg


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引用/freshpicsー25-sexiest-got-milk-ads


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バイエルのアスピリン広告。シンプルでユーモラスなタイポ。 [広告の話]

医薬品の広告っていうと、なにかと制約が多い。

最大のシバリは、薬事法って、やつですが、商品が商品だけに

メーカーさんも「マジメな」表現を好みます。

数年前から医薬品関連の仕事が多くって、

思い切った表現にトライしてみたりするのですが、

なかなかOKはでません。おもしろいジャンルだとは思うんですけど。



で、今日紹介するのは、海外の広告。

バイエル薬品のアスピリンのグラフィック広告です。

より強力なアスピリン「cafiaspirina」と従来の「aspirina」との

比較を、ユーモラスなタイポで表現しています。

bayer_aspirin_1t.jpg
前妻が原因の頭痛には「aspirina」、
前妻の弁護士が原因の頭痛には「cafiaspirina」。



bayer_aspirin_2t.jpg
ボスが原因の頭痛には「aspirina」、
ボスの上司が原因の頭痛には「cafiaspirina」。



bayer_aspirin_3t.jpg
ティーンエイジの娘が原因の頭痛には「aspirina」、
そのボーイフレンドが原因の頭痛には「cafiaspirina」。

という表現です。

参考引用/adgoodness-bayer aspirin



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大阪の灯りのイベント。 [☆娯楽施設・イベント・スポーツ]

「灯りに願いを。」

これは、ボツコピーではなく、採用されたコピー。

大阪城公園周辺を「行灯」で飾るイベント

「城灯りの景」のポスターのキャッチです。

もうひとつのブログに書いたんだけど(参照

このキャッチは、昨年に考えたもの。

二年連続で使われる事になったようです。

で、代理店にメールで送ったファイルを見ると、

提案したコピーは、5案でした。

その中のひとつがこれですね。

5案か〜。んんん〜少ないかな。

もちろん、頭の中では、もっと考えていたはずで、

送らずにボツにしたんだろうけど…。

昔とくらべて提案する数がかなり減ったような気がします。

手を抜いてるってわけじゃなく、

そういう状況になるんですよね。

時間がないわけです。

今聞いて、明日提出なんて仕事が、最近とても多い。

そして、驚くほど低予算の仕事が多い。

ギャラがが少なくなると、量をこなさないと

食べていけないので、手離れが早くなるんですよ。

不景気なときほど、もっとじっくりと

広告をつくるべきだと思うんだけど。



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2010年上半期、CM露出量ランキング。 [雑記]

民放各社のCM収入が激減しているそうですが、
CMによるギャラを当てにしていたタレントさんも
たいへんなんじゃないでしょうか。
最近は、広告代理店さんに「なんでもやります」的な
売り込みしてくるタレントさんも多いようです。

ビデオリサーチが発表したタレント別テレビCM露出量の
ランキングです。

◎関東地区
1位 加藤清史郎(トヨタ/田中貴金属工業)
2位 玉木宏(永谷園/マツダ)
3位 上戸彩(ソフトバンクモバイル/AOKI)
4位 ベッキー(グリー/ライオン)
5位 石川遼(マクドナルド/パナソニック)
6位 宮崎あおい(アメリカンファミリー/クロスカンパニー)
7位 蒼井優(ユーキャン/資生堂)
8位 香取慎吾(ダイハツ/日本宝くじ協会)
9位 広末涼子(キッコーマン/資生堂)
10位 仲間由紀恵(サッポロ/資生堂)


◎関西地区
1位 上戸彩(大阪ガス/ソフトバンクモバイル)
2位 加藤清史郎(トヨタ)
3位 玉木宏(永谷園/マツダ)
4位 唐沢寿明(ケイ・オプティコム/アサヒ飲料)
5位 地井武男(アメリカンホーム)
6位 石川遼(エスプリライン/マクドナルド)
7位 ベッキー(グリー/天下一品)
8位 八千草薫(エバーライフ/ワーナーミュージック)
9位 蒼井優(ユーキャン/資生堂)
10位 萬田久子(アデランス/HABA)


「トヨタ」の加藤清史郎君が
大幅にランクアップ。
こども店長は、すっかり有名になりましたよね。
関西では、上戸彩さんが2年連続で1位。
大阪ガスの企業広告を何度も目にしましたが、
かなりの露出量だったんじゃないでしょうか。

(参考引用)narinari.com

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子どもにテレビを見せるな!と宣言したLEGOの広告。 [広告の話]

「Kids shouldn't watch too much tv」

「子どもはあまりテレビを見ない方がいい」

というコピーで展開するLegoのシリーズ広告。

Lego-Kids-shouldnt-watch-too-much-TV_1.jpg

Lego-Kids-shouldnt-watch-too-much-TV-1.jpg

Lego-Kids-shouldnt-watch-too-much-TV.jpg

テレビには「銃(暴力)」「ドラッグ」「SEX(性描写)」といった

子どもに害を与える情報がいっぱい。テレビなんか見るより

レゴブロックで遊びましょう、という訴求ですね。

このようなテレビ批判は、昔からあることで、

目新しくないし、そんなに過激だとは思わないけど、

広告としてみると、やっぱり過激だなあ。

日本ではまず掲載のOKも出ないだろうし、クライアントも

こういうネガな表現は選ばないでしょうね。

ちなみに、このビジュアル。モザイクになった部分は、

レゴブロックでつくられているそうです。

レゴが子どもに見せたくないものを隠している、

防御している、という表現ですね。


(参考引用)likecool.com/Lego - Kids shouldn't watch too much TV

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