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国際線就航の企画。 [☆鉄道・観光]

「オリンピックが、近くになった」。


これは、北京〜大連〜岡山線就航を告知する新聞広告の没キャッチ。

岡山と北京を結ぶ国際線が就航しますよ、という広告だったんですが、
ストレートなアプローチがいいんじゃないか、というオーダーがありました。
一番ストレートに言えば、「中国が近くなった」みたいなキャッチかなと
思いましたが、あまりにもありふれてるんで、
オリンピック前だったし、こういうのはどうって。
「近くなった」より、「近くになった」の方が、
ちょっと引っかかりがあるって感じたんで。
でも、オリンピックっていう言葉、使えないかもしれないんですよね?
使えるのかな? けっこう、この言葉、使うとなると、
いろいろとうるさいようです。
別の仕事で、そういう指摘がありました。

他にも、いろいろ考えましたね。考える時間がほとんどなくって
ベタなアイデアばかり。その場の勢いで出たものばかりなんで
ここに書くのは、ちょっと恥ずかしい。
たとえば、パンダを出して、「数時間でボクに会える」みたいなものとか、
「今日から、もよりの北京です」「旅は、もよりの北京へ」とか。
あと、北京ダック使って、今夜のディナーはこれだ、みたいなアプローチも。
ふと思い立って、海外でディナー、なんて時代じゃないけど、
表現の幅として、そういうのも見せてもいいんじゃないか、ということで。

競合で負けてしまったんで、全部没なんですが。
掲載されたのは、どんな広告だったんだろうな。



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