晴れのち雨。でも、まあええか。

最近、手がけた３つの仕事。ここまで納得できるものが
できたのは、何年ぶりだろうか。
とはいってもカンプ（ほぼ完成形に近い、見本のようなもの）どまりですが。

ひとつは、あるサービスを告知するポスター。
これは、くすっと笑える広告。ビジュアルとのマッチングの妙で
納得できるキャッチフレーズがつくれた。

もうひとつは、新聞15段商品広告。まさかと思いながら出した
大胆なキャッチフレーズを代理店さんが採用。プレゼンしたところ、
企業の広報の方も、絶賛してくれて、内々で、
これは賞を独占できるぞ！なんてもりあがった。

三つ目は、新聞15段企業広告。これも、すれすれというか、
プレゼンするのにとても勇気のいる切り口。でも、このインパクトは、
絶対に捨てがたい、というわけで、これ一本をメインに
プレゼンしようとなって、これも企業に好印象。
久々に、キャッチ、ボディ（本文）ともに納得のあるものが書けた。

と、とんとん拍子に、進んでいって
こんなすごい広告をほんとに連発でつくれるの？と思っていたら、
すべてが、いろいろ訳あって、ボツ。笑
まあ、そんなもんですね。

でも、カンプだけでも、手応えのあるものがつくれると、
自信につながります。広告に元気がない、とか書いたりも
したけど、それは自分自身が表現に行き詰まってたからなのかな？
なんて思ったりもして。

この３つの仕事に共通するのは、競合ではない、ということ。
クライアントに選ばれることを考えた表現ではなく、
純粋に、いい広告、インパクトのある広告、おもしろい広告をつくることを
求められた仕事。だから、自由にのびのびとコピーを考えられたわけですが、

やっぱり、こういう仕事はいいな〜。
気分は雨ですが、がんばろう。