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どんな表現が効くんだろう? [コピーライティング]

これは、ずっと前から感じていること。
いわゆるプロらしい広告表現が、届かなくなってるんじゃないか、
そんな気がするのです。さすが、コピーライター、
うまく表現したね、というコピーが、自分には届いてこない。
生活者も同じなんじゃないかと思うんですね。
いままでのような広告が効かない、届かない。
その理由は、なんなんだろう?

不況になって生活者に余裕がなくなった。
広告が生み出すエンターティメントを楽しめなくなった。
そんなことはいいから、言いたいことを早く言えよ。と
早わかりの広告が好まれるようになってきているのかも
しれません。楽しませてほしいんじゃなくて、
情報を知りたいんだ。オブラートに包んだものじゃなくて、
ほんとうの事を知りたいんだ、と生活者の求めているものが
大きく変わってきたような気もします。

ネットの普及によって、広告の選択肢が増え、
マス媒体の力、価値がどんどん小さくなっていく、今。
さて、どうやって売ればいいのか?
広告クリエーターはどうすればいいのか?

コピーは、「いかに言うか」ではなく「何を言うか」に
力点を置く時代。そういうことは感じているんですが、
それだけではダメですね。
広告批評休刊に関して、今朝の新聞に糸井さんの
コメントが載っていました。経営も、広告も、
大工の棟梁のような視点が必要だ、みたいなことを言ってました。
う〜ん、難しい。


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バツイチ37

コピーだけじゃなくて映像表現技法にも同じ潮流があるように感じます。
凄いギミック、見たことない映像資料。
よく求められるけど、実際本当に必要なのか?
いつも自問自答します。
業界内で評判になって賞を取るモノが本当に伝わってるのか。
独りよがりになってないか?
うーん、難しい。
「考える」毎日です。
by バツイチ37 (2008-05-22 02:13) 

BRUCE06

そうですよね。ビジュアル、映像も
同じなんでしょうね。
業界での評価って?と思うこともありますし…。
by BRUCE06 (2008-05-22 16:10) 

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